【S17使用構築】勝ち方はエロゲーが教えてくれた【最高/最終R2200(45位)】
◯使用TN
HitachiMako♥ 2200(最終45位)
みなさんこんにちは、いっちーです。
シーズン17お疲れ様でした。
今回は自分にとって長い目標であった2200を最終シーズンにてようやく達成することができました。
シーズン前半には仕事や新生活やイベントの多さでほとんど潜れず、レートもリセットを繰り返し、終了6日前まで「1ROM1500()」という笑えない状況で、画像の勝率とは裏腹に精神的なことも含めかなり苦戦したシーズンでした。
ただ、途中に沸き起こった「絶対に2200載せたい」という執念と、とあるゲームをプレイしたことにより起こった謎のモチベ。
更には今までに培ってきた蓄積と終盤のとある人の協力を経てなんとか2200を達成することができました。
最後の最後で自分の成長を結果で表すことができ、その嬉しさは言葉で言い表せません。
それではパーティ紹介に移りたいと思います。
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2200を達成する4日前ぐらいまで1500でパーティもかなり迷走していたが、最終シーズンということもあり、自分自身に強い思い入れがあり、環境での動きやすさも確信できるものがあった「ガルカバケッコ」の並びで勝負したいと思い構築をスタートさせた。
今回構築を組む上で強く意識したことが以下のとおり
・上位で流行っている構築に対して、安定したポケモン選出・立ち回り・先発決定ができること。
・苦手ポケモンを単体で対策するのではなく相手・自分に対しても組み合わせ・試合展開を考えて対策する。
まずは前シーズンのにとろさん、前々シーズンのあんずさんが使っていた「ガルガル対面で居座りやすいガルーラ+眼鏡ゲッコウガ」の並びが環境に多すぎる対面厨パ、ガルクレセ、ガルカバに対して強い基本選出になると考え軸として採用。
そこから上の2つを強く意識して補完を考えていった。(無許可なので言ってくれれば消します。)
ここまでは決まったが残りが非常に錯綜していていたので、じるぽけさんに構築相談をして本構築の並びを完成させました。
じるぽけさんには数日に跨ぎ相談に乗っていただき、たくさんのヒントや重要な考え方を気づかせて頂きました。
本構築の核となる「秘密ガルで相手の耐久ポケモンを縛り付け、回復技に合わせて眼鏡ゲッコウガをぶつける(後述)」というのも元々はじるぽけさんから得たアイデアであり、この人なしにここまで行けることはありえませんでした。
この場を借りて感謝の思いを述べさせていただきます。
[PT概要]
@眼鏡 147-x-88-155-91-191
B4C252S252 波乗/悪波/冷B/草結
@スカ 182-x-95-202-100-134
H220B40C148S100 10万/ボルチェン/めざ氷/サイキネ
@石 197-192-135-x-121-123
H132A236B116D4S20 秘密/猫/砕く/不意
@ゴツメ 215-132-187-x-93-67
H252B252D4 地震/岩封/欠伸/怠け
@襷 135-200-101-x-80-122
A252B4S252 種ガン/音速拳/胞子/剣舞
@石 135-x-101-222-115-200
B4C252S252 影玉/気合玉/挑発/道連
[個別紹介]
ガルーラ@ガルーラナイト 意地っ張り ※肝っ玉→親子愛
メガ前:197(132)-159(236)-115(116)-x-101(4)-113(20)
メガ後:197(132)-192(236)-135(116)-x-121(4)-123(20)
秘密の力/猫騙し/不意打ち/噛み砕く
H-B:A192メガガルーラの秘密の力2耐え
A200鉢巻ガブリアスの逆鱗+鮫肌1回耐え
H-D:C222メガゲンガーの気合玉を高乱数耐え
S:メガ前最速マリルリ抜き
メガ後準速キノガッサ抜き
本構築の軸。
ガルガル対面で引くと冷凍ビームや釣り出しで負けに直結するのが嫌だったので、ABにに厚く振った通称「ハイブリットABガルーラ」の調整を使用した。
最初は窓名簿さんの調整で使おうと思っていたのだが、冷凍パンチという技に対する不安感と、秘密の力を打ち相手が回復技を使う時にゲッコウガを合わせて崩す動きが再現性が高く、強力であるように感じ変更をしようと考えた。
そこで、秘密の力を採用するにあたり、ガルへの居座り性能+対ガブリアス性能+汎用性を実現できる不意打ちを採用したこの調整に落ち着いた。
残りの技は、初手の削りや不意打ちと合わせて終盤の削り・詰めを行える猫騙し、ゲンガーの処理速度を意識し噛み砕くを採用した。
最初は噛み砕くではなく炎のパンチにしていたが、レートが上がるに連れてナットレイ・ハッサムは極端に数を減らしゲンガーが数を増やした(まあ、いつものことである)ので、処理速度を早めるために変更した。
前期終盤からゲンガーの鬼火+ゴツメ持ちの物理受けを利用しアドを取る動きが流行していて安々と1:1交換させてくれないようになっていたのでこの変更は正解だった。
今回の構築には拘りポケモンなど相手の起点になりやすいポケモンが多く、上位にウルガモス・パルシェンなどの積みポケモンが流行していたこともあり、猫不意ガルーラはこの構築と非常に相性が良かった。
215(252)-132-187(252)-76-93(4)-67
地震/岩石封じ/欠伸/怠ける
本構築の物理受け
一時期と比べ、冷ビガルの減少、クチート・バシャーモの増加により使いやすくなったというのが半分、ガルカバという並びに強い思い入れがあり使いたいという理由が半分で今回の軸として採用。
高水準の物理耐久指数+欠伸による積み回避・対面操作の強さは健在で、多くのパーティに対して安定した物理受けとしての役割を果たしてくれた。パーティに物理耐久が脆いポケモンが多く、それらの引き先として選出したいので耐久はHB全振り。
最近では以前のようにガルで攻めてカバで守るという単純なプレイングが通用しにくくなっているので、「カバをどの局面で切って残りで詰めていくのか?」という意識を持ち、様々な流行の並びに選出しやすいように残りのメンツを考えた。
技構成はテンプレなので特に細かく言及することはないが、地震・怠ける・欠伸と決まり、最後の一枠はファイアローや浮いているポケモンに打つことができ、起点回避の枠割も兼ね、後続のサポートにもなる岩石封じを採用。
ゲッコウガ@拘り眼鏡 臆病 ※変幻自在
147-x-88-155(252)-91-191(252)
波乗り/悪の波動/冷凍ビーム/草結び
ガルカバでサイクルを回しつつ、抜いていくことを目的とした本構築のシャドーストライカー。
今のトップ環境への刺さり、型の多さ、そして最近圧倒的忍者ヒロインが現れたことによりこのポケモンを絶対に活躍させたいという思いが強くなり採用に至った。
文句なしのMVPでレートを上げる最大の原動力かつ僕を精神的にも支えてくれたポケモン。
いつもは信用可能ゲッコウガを好んで使っているのだが、クレセリア+αなどの高耐久を絡めたパーティに対する崩し・削り性能が頼りなく感じたので、そういった受けポケモンと対面を作り、裏への一貫も合わせて強力な崩し性能・高いSと攻撃範囲からの抜きを両立できる眼鏡型での採用。
ゲッコウガミラーがあまりにも多いので努力値はCSに振り切った。
先ほど述べたように、ガルーラの秘密で回復技を使わせこのポケモンを合わせる動きが非常に強力であった。
環境に多い物理受けのクレセ・カバ・スイクンに対して圧倒的に強く、メガ+受け+αのサイクルを簡単に半壊させることができたので、使用感は非常に良かった。
今期は上位でゲッコウガが非常に流行していてそのゲッコウガを上から叩くことで対策しているパーティが非常に多かったが、パーティコンセプトが「如何に眼鏡ゲッコウガと受けポケモンの対面を作るか」に重点を置いていたので、そのような対策ポケモンと鉢合わせになることが少なく、仕事を遂行しサイクルを崩すことができた。
また、眼鏡型にしたことによりサザンドラが一撃で落ちる・ガルーラの猫不意で縛りやすくなる・起点作りポケに2回以上行動させにくいなど副産物も多かった。
しかし、眼鏡ゲッコウガと信用可能ゲッコウガは全く別のポケモンなので、それにしたことにより重くなったポケモン(アタッカーのファイアロー・ガッサ・スカガブ・化身ボルトロスなど…)が生まれた。
よってそれらのポケモンが含まれている組み合わせに対応でき選出・プレイングができることに細心の注意を払いつつ残りを決めていった。
ゲンガー@ゲンガナイト 臆病 ※浮遊→影踏み
メガ前:135-x- 81(4)-182(252)- 95-178(252)
メガ後:135-x-101(4)-222(252)-115-200(252)
シャドーボール/気合玉/挑発/道連れ
本構築の2メガ目。
ガルーラの刺さりが悪かったり、相手ガルーラと1:1取って残りで詰めれそうな時に積極的に選出していった。
ほろゲンの刺さりがイマイチで、メジャー調整の「C190メガゲンガーのシャドボ高乱数耐え」をしても結局は有利とは言えない不毛なミラーになってしまうので、それならいっそのことと思いCSに振り切り、ガルーラと役割を大きく変えることで表選出が苦手なパーティに積極的に選出できるようにした。
技構成は前期にHAMAさんが使用していたメガゲンガーのものを参考にした。
S16使用構築 REIDカバゲッコ 最高2175最終2026 - 無遊無生
シャドーボールと合わせて広い攻撃範囲が取れ、受けループやガルーラの処理ルートとして機能しやすい気合玉、相手との1:1のとりやすさ、害悪対策、起点回避など様々な場面で生きる挑発の使い勝手がよく、調整も合わせて読み違えて来る相手を何回も吹き飛ばした。
この構築は非常にキノガッサが重いので、そのポケモンがいる時はゲンガーのHP管理が非常に重要であった。
霊獣ボルトロス@拘りスカーフ 控えめ ※蓄電
182(220)-x-95(40)-202(148)-100-134(100)
10万ボルト/ボルトチェンジ/サイコキネシス/目覚めるパワー氷
H-B:A146ファイアローのフレアドライブ最高乱数以外耐え
C:めざ氷で183-105ガブリアスを高乱数1発(75%)
めざ氷で171-110メガボーマンダを高乱数1発(94%)
S:+1で最速130族抜き
本構築で重くなりがちなファイアロー・ゲッコウガ・ボーマンダ・化身ボルトロス入の構築に積極的に選出することができ、電気の一貫も切れる霊獣ボルトロス。
ゲッコウガ・ゲンガーなどの重めの高速アタッカーを上からしばけて、それ以外の組み合わせもし安いようにスカーフを持たせた。
いくらゲッコウガなどが上からしばけるとはいえ初手の対面でのいきなりの電気技は地面にひかれる傾向にあるので注意が必要。
威張るなどを絡めた害悪パーティにも強く出していける点もgood!!
技構成はメインウエポンの10万ボルト、対面操作のボルトチェンジ、4倍弱点などに打てるめざ氷は確定。
最後の一枠は基本は草結びとの選択だと思うが、その一貫取りの役割はゲッコウガを選出したほうが強いので、ゲンガー・フシギバナ・ヘラクロスに対する打点となり一貫も取りやすいサイコキネシスを採用した。
キノガッサ@気合の襷 意地っ張り ※テクニシャン
135-200(252)-101(4)-x-80-122(252)
種マシンガン/マッハパンチ/茸の胞子/剣の舞
最後に入ってきたポケモンで歪ながらも幅広く構築の穴埋めをしてくれたポケモン。
本構築で対処が厄介なクチート・ポリゴン2・マリルリ・ミミロップ・ゲッコウガ・ブラッキーに強く、一応ではあるが胞子の一貫も切れて襷によるストッパーの役割もある。
単純ではあるがガルカバゲッコの苦手な部分をカバーしてくれる有能なポケモン。
この構築はあまりに崩し要素が少ないので、ガルで崩しにくいサイクルを簡単に崩せる剣の舞を持たせた。
また、キノガッサは強い弱いがはっきりしていて不利対面を作るとあっという間にゲームを終わらせる力があるので、相手の選出を読みやすく選出画面から相手に睨みを効かせるなど目立たないところでも大きな活躍をしてくれた。
[基本選出]
①~③はガルカばゲッコで崩すことをかなり意識したのでよっぽどきつい並びがない限りガルカバゲッコで入り、きついポケモン「キノガッサ、ファイアロー、オニゴーリ、化身ボルトロス、ポリゴン2、マリルリ、ニンフィア等」がいてなおかつ+αの並びが崩せそうにない時だけゲッコウガを変えたり、ゲンガー軸を使用していた。
①vs対面構築
ex.@2
相手にキノガッサがいる時はよっぽど刺さってる時以外ゲンガー軸(またはガルゲン両選出)で行き、ファイアロー、ゲッコウガ、化身ボルトロスなど並びが辛い時も別の選択肢を考えた。
ガルガル対面になった時は基本居座り。
猫で先制を取られたら素直にカバルドンに引いて、秘密かすてみタックルかを確認してから冷B or 交換に合わせてゲッコウガを合わせるパターンが多かった。
カバルドンでガルーラを相手にするというより、ガルーラ削り&クッションとして使い最終的に抜いてくるスカガブ+αを詰める立ち回りを意識した。
初手ゲンガーと対面したら素猫→噛み砕くで削り、鬼火を打ってきたら1回の行動保証を生かし秘密の力を打っていた。
その後に出てくることが多い。ガブリアス、スイクンにはそれぞれカバルドン、ゲッコウガの後投げがほぼ安定するので、有利に試合を進めることが多かった。
②ガルクレセ
ex.@2 , @2
こちらも基本はガルカバゲッコ。
今期は体感ガルクレセのガルは最速が多かったりガルクレセ+特殊高火力アタッカーがいつも以上に環境に多かった。
きつい組み合わせがない限りガルカバゲッコをぶつける。
ガルガル対面の立ち回りは同じで、居座って秘密を打っていた。
相手にクレセリアがいるからといって、安易にゲッコウガを即出しないことがかなり重要。
カバルドンの欠伸やガルーラの秘密の力を駆使し、いかに万全の状態でゲッコウガを繰り出すかを常に考えた。
今の環境でガルーラをカバルドンで完全に空いてにするのは無謀なので、体力が削れていても欠伸での対面操作を優先したりガルーラを捨ててカバゲッコで詰めるかなどの切るタイミングも大事だった。
③ガルカバ
ex.@2, @2
基本的にはガルクレセと同じ。
ガルの秘密で縛り付けゲッコウガをいい状態で繰り出すことを再優先で考える。
今期の終盤は、ガルクレセ>ガルカバ出会ったが、トップパーティの一角であることはまちがいなく、ガルカバゲッコのミラーは非常に多かった。
初めは相手のゲッコウガはパーティ構築の時から選出を歪めてくるきつい存在のように思っていたが、こちらには猫不意ガルーラと最速ゲッコウガがいて、さらにSを落としているゲッコウガも多かったので単体では選出を歪められることが少なかったのは幸運だった。
④害悪構築
ex.
選出:
今期はガルクレセの並びにゴーリピン刺しのパターンが非常に多かったが、起点作ってゴーリやメタモンで抜いていく普通の害悪には大抵この選出でいった。
ゲンガーは相手のガルケア+挑発&高いSで起点にならず、こういったパーティへの勝率は体感高かった。
ボルト初手には猫騙し→レボルト交代の流れが大安定。
ガルーラで強引にボルトを突破しようとすると+2メタモンで壊滅するのでそこだけ注意して立ち回れば基本有利に立ち回れた(まあそれでも負ける時は負けるんですけどね……)
⑤クチート軸(ポリクチ)
ex.
選出:@1 or @1
クチートに有効打がないガルーラなので必ずと言っていいほどでゲンガー軸で考えた。
ポリクチには基本ゲンガーガッサで考え、どうしてもガッサが出せない場合はカバをクチート受けにして(クチートの処理手段を増やす目的)残りを選ぶ。
ガルカバゲッコはポリゴン2やクチートに重くなりがちなので、汎用性を持ちつつカバーできるキノガッサはこういう時に単純かつ強力であった。
ex.(or)@3
選出:@2
取り巻きによって選出は全然違うが、こういったサイクル系統のパーティはゲンガーで崩すことが多かった。
この@2にはルカリオ軸には霊獣ボルトロス、ミミロップ軸にはカバルドンが入ることが特に多い。
こういう時に攻撃範囲の広いCSゲンガーが刺さる時が多く、読み違えた交代相手に大きな負担を与え、easywinすることが多かった。
耐久振り鬼火はガルーラ軸に強いが、こういったサイクルパを相手にするにはCS気合玉メガゲンが有用であるように感じた。
⑦(or)@3
ex.@1
某氏のブログを見て思ったが、確かに結構多かった無視できない組み合わせ。
こういったパーティにカバガルは苦戦するパターンが多いが、僕のパーティには剣舞キノガッサがいるので、こういったパーティにも勝ち筋を見つけやすかった。
ただ、ナットレイハッサムはガルーラの炎のパンチを抜いた影響で、処理手段が限られる上決定的なものがないので1体でなんとかしようとせず、誰で削り誰を残すのがいいかをしっかりと考えながら立ちまわった。
◯Specaial Thanks
じるぽけさん(@happy_canvas)
質問は@michiru_pokeまで
[後書き]
ORASが始まったあたりからレーティングバトルを真剣にやり始め、長かったですがようやく目標にしてた2200を達成することが出来ました。
第六世代はTwitter、オフ会などから飛躍的に交流の幅が広がりゲームを通じて大切な繋がりができ、楽しい経験ができたと思います!
ポケモンってゲームは最高です!!!!
途中辛いことが沢山あり、腐ったこともありますが、最後のシーズンで目標にしていた
①2200に到達する
②2200以上でシーズンを終える
③ガルカバゲッコで納得のいく並びを作る
④「ひたちまこ」のNNのゲッコウガを大活躍させる
⑤TN:HitachiMako♥のROMを作って潜る
⑥この記事を投稿する
この全てを達成出来て最高の形で終えることが出来ました。
第七世代でもポケモンは続けます!!
これまで絡んでくれた方、そうでない方もよろしくお願いします。
そして、こんな僕と第六世代で仲良くしていただいた方、本当にありがとうございました!!
それではまた第七世代で(^^)/~~~
[おまけ]
す こ だ ww(この子活躍させるために死ぬ気で頑張りました)