【東海シングルフェスタ使用構築】何か卑猥なこと(偽装構築)を考えているんですね?あは、や~らし~
どうもみなさんこんにちは、いっちーです。
今回は東海シングルフェスタで使用した構築について書こうと思います。
今回の結果は2-2で抽選外れて予選落ちとパッとしない結果で正直書こうかどうか迷ったのですが、最後のオフの構築ということで記念として書きたかったのと、当日は自分が不甲斐ないせいで負けてしまったとは言え、構築のコンセプトは面白いと感じたため投稿するに至りました。
それではパーティ紹介に移りたいと思います。
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S17終盤からは、様々なパーティに関する対応力や安定性からガルーラ+受け(クレセorカバ)+特殊効果力アタッカー+数値崩し@2という形が上位勢の中で最もよく見る形である。
私がS17で使用したパーティもこれに当たる。
しかし、実質的なレーティングバトルが終わった後も、強い人達の間でこれを意識したパーティの研究が進んでいて(ex.精神力ドレパンガルーラ、チョッキめざ岩ウルガモス)、そういったミラーのイタチごっこに付き合っているとそのパターンの噛合せで勝負が決まり勝率が安定しないと考えた。
そういった選出を誘いつつこちらの勝ちパターンを押し付けることを意識して構築を組んだ。
カバルドンはクレセリアとの大きな差別化点であるステルスロックを使うことができ、ウルガモス、カイリュー、パルシェンなどが多いので前以上に有効であると考えた。
そして、最後のオフということもあり思い入れのある並びを使いたかったのでガルカバゲッコの偽装展開構築を組む方向で考えを進めていった。
前回構築を組むときに意識したことに加えて、今回は
・ガルカバ+特殊高火力をなるべく警戒させる
ということも意識して構築を組んだ。
上位勢がカバルドン展開でたくさん結果を出しているシーズンがあり、その時の構築をたくさん参考にしました。
特に参考にしていたのは下の3つの構築(無許可なので言ってくれれば消します)。
rudxwa19.hatenablog.comhttp://1fugitivelife.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
http://1fugitivelife.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
最初は、カバルドンを展開要因として固定し、それ以外の抜き要因を上記のブログからなんとなくで選んでフレ戦で回していたのだが(並びは上のトレカと同じで、信用可能ゲコ、身代わり催眠ゲンガー、襷ガッサ使ってました)、ガルーラの処理を催眠ゲンガーに頼る糞みたいな血管構築が出来上がって困っていたため、上の参考記事にもあるュウキさんに相談した。
ュウキさんはなぜが僕がしていたとある方とのフレ戦を通話の画面共有で見ていて(!?)、それにより具体的にアドバイスを頂き、この構築の軸であるゲンガーで抜きポケの障害(主にガルーラ)に1:1を取った後にカバ@1で抜いていくという方向性を決めることができた。
この場を借りて感謝の思いを述べさせていただく。
[PT紹介]
@鉢巻 147-161-92-x-91-170
A252B36S220 蜻蛉/燕返し/蹴手繰り/手裏剣
@カムラ 156-x-97-194-100-155
H12B56C252S188 10万/めざ氷/悪巧み/身代わり
@石 201-191-120-x-120-135
H164A228S116 秘密/グロP/不意/身代わり
@ゴツメ 215-132-160-x-117-67
H252B60D196 地震/欠伸/吹飛/ステロ
@珠 135-200-101-x-80-122
A252B4S252 馬鹿力/種ガン/音速拳/胞子
@石 159-x-100-170-124-200
H188D68S252 シャドボ/身代わり/道連れ/滅び
[個別紹介]
215(252)-132-160(60)-x-117(196)-67
調整
H-D:C177ボルトロスの珠めざ氷2耐え
B:残り
本構築の軸。
フレ戦も合わせて選出率は堂々の100%。
物理受けというよりクッションかつ起点作り。
作った当初はこいつを馬鹿みたいに先発で投げる事が多かったが、周りで場作りorクッションで出してから起点作りする動きが強かった。
振り方は役割破壊されにくく、行動回数を稼げるようにDに厚く振ったもの。
後出しをする機会が多く、パーティ全体で重いバシャーモ・ファイアローが重いので、削りを入れて後続の圏内の押し込むことができるゴツゴツメットを持たせた。
このカバルドンはクッションに使った後使い捨てにすることが多く、数的優位を作られやすいので、2:3の状況を作ると簡単に止められたり、欠伸・吹き飛ばしの技選択を適当に行うと不利な状況になるので、先を読んだ技選択が非常に重要。
相手視点でこのパーティがカバルドン展開もあると怪しまれたとしても、通常ガルカバの並びやキノガッサのお陰で相手の選出が読みやすかった。
技は起点作りの3つの技は確定とし、ウエポンは重めのクチート・バシャーモの打点となり、火力のでる地震を選択した。
化身ボルトロス@カムラの実 控えめ ※悪戯心
156(12)-x-97(56)-194(252)-100-155(188)
10万ボルト/めざ氷/悪巧み/身代わり
調整
C:ステロ+めざ氷で183-105ガブリアスを最低乱数意外確定
C+2の10万で167-116メガゲンガーを確定
S:S+1で意地スカーフガブリアス抜き
本構築の抜き要因。
元の自分の並びから唯一種族を変えたもので、ガル+受け+特殊高火力を匂わせられるギリギリの変更。
とはいえ、さくらんさんがS15に結果出した時の並びと同じかつカバの起点は意外と警戒されるので、強い人には感づかれます(実際ュウキさん御一行には余裕で感づかれてました^^;)。
とはいえ後述のゲンガーでの場作りからのカバボルトでの抜きは多くのガルーラスタンに対する強力な選出となり、ゲンガー+カバルドン+ボルトロスという選出が7割を超えるぐらい選出が偏っていた。
相手のゲンガーに絡めた選出にはめっぽう強いため、カムラボルトの起点からの全抜きが狙いやすい。
とは言え前と比べて陽気スカガブが増えているのは大きな向かい風(S15以降増加傾向にある)。
タイトルで"偽装構築"といっておきながら、このポケモンとカバ展開だけでは対してたいして偽装になっていないので、後ろにも偽装・地雷要素を仕込んだ。
ゲンガー@ゲンガナイト 臆病 ※浮遊→影踏み
メガ前:159(188)-x- 80-170-104(68)-178(252)
メガ後:159(188)-x-100-170-124(68)-200(252)
シャドーボール/身代わり/道連れ/滅びの歌
H-D:C190メガゲンガーのシャドーボールが低乱数1発(12.5%)
S:最速
相手のメガガルーラと最も1:1交換を取りやすい身代わりピン滅びゲンガー。
害悪・受けループ相手にも強く、汎用性も高い。
有利対面で身代わりを貼る動きがローリスクでアドを取ることができ、クッション役のカバルドンと合わせて非常に強力であった。
相手がガルーラ選出した時は何も考えずにボルトロスで抜こうとすると止めらるのでこちらのゲンガーで1:1とってからカバで展開することを意識した。
ガルーラ以外のパーティでもこのポケモンで場を整えてからのカバ展開で勝ち筋がわかることが多く選出頻度は高い。
ガルーラ@ガルーラナイト 意地っ張り ※肝っ玉→親子愛
メガ前:201(164)-158(228)-100-x-100-125(116)
メガ後:201(164)-191(228)-120-x-120-135(116)
秘密の力/グロウパンチ/不意打ち/身代わり
調整
A:207-183スイクンを秘密の力で高乱数3発
183-116ガブリアスを秘密の力+不意打ちで高乱数で落とせる
H-B:A200ガブリアスの鉢巻逆鱗を最高乱数意外耐え
H-D:C96クレセリアのサイコキネシスを身代わりが確定耐え
C111スイクンの熱湯を身代わりが最高乱数意外耐え
調整は上で紹介したるどるふさんの記事のパクリ。
カバルドンで場を整えた後にグロウパンチで全抜きすることを目的としたガルーラ。
クレセリア・カバルドン・スイクンなどの受けポケモンを起点にできるように身代わりを搭載した。
身代わりの後にグロウパンチと合わせて一方的に勝ち筋を押し付けることができる秘密の力、積んだ後に強力な縛り技となり秘密の力と合わせてガブリアスに隙を見せない不意打ちを順に採用。
この技構成にすることによりゲンガーに対して何もできない技構成になっているのでゲンガーがいるガルーラには選出できないのがこのパーティの大きな問題点。
それに加えてパーティ全体でナットレイが非常に重くなったが、そのポケモンが含まれているサイクルパーティにはカバルドンでステルスロックを巻き、後ろで紹介するキノガッサの型を変えることにより対応可能になるようにした。
ゲッコウガ@拘り鉢巻 意地っ張り ※変幻自在
147-161(252)-92(36)-x-91-170(220)
蜻蛉返り/燕返し/蹴手繰り/水手裏剣
A:ぶっぱ
S:最速ガブリアス抜き
本構築の地雷その1。
ュウキさんに相談する前に使っていたパーティではカバルドン以外のポケモンが先発に向いておらず、最初に記載した2:3の不利な状況ができてしまいやすいという欠点があった。
それを解消した一つ目の要因が先ほど紹介した身代わりピン滅ゲンガー。
そしてもう一つがこの鉢巻ゲッコウガである。
並びを変えずともカバルドンとも相性がよく、ナットレイ対策をパーティ全体で行い、滅びゲンガー以外にも先発向きなポケモンはいないかと考えていた時にたかきおすさんがS15で使っていた鉢巻ゲッコウガを思い出した。
【 ORASシングル S15 - 最高&最終 2202 】 ラティハッサムビートダウン - Hello, 夢幻を数えて
相手のガルーラ入りに先発で出し、初手のガルーラが居座ったら蹴手繰りでガルーラを倒すことができ(197-135メガガルーラであっても確定1発)、猫騙しをされたら蜻蛉返りで相手の動きを見てから後ろのカバルドン、ガルーラなどを展開できる。
技は上記の動きができる蹴手繰り、蜻蛉帰りは確定。
パーティ全体的にバシャーモ、ファイアローが重いので、この2匹を縛りやすく、ステルスロックを巻いたあとの抜きも行える水手裏剣も採用。
最後の枠は打点が取れるダストシュートを採用していたが、何回か対戦していると思ったより使用機会がなく、あまりにヘラクロス入りのパーティがキツイ事に気がついたので、オフの試合が始まる直前に燕返しに変更した。
キノガッサ@命の珠 意地っ張り ※テクニシャン
135-200(252)-101(4)-x-80-122(252)
馬鹿力/種マシンガン/マッハパンチ/茸の胞子
本構築の地雷その2。
相手の選出を誘導しつつ、カバガル構築で重くなりがちなクチート、マリルリ、ポリゴン2の入ったパーティの選出に組み込め幅広い相手をごまかせる。
いつものように補完枠として入ってきたのだが、先程から言っているようにナットレイの処理がどうしようもないので、命の珠を持たせて馬鹿力を搭載させた。
これによりパーティ全体でHBナットレイを誘いつつ81.3%の高乱数で落とせるので、カバルドンのステルスロックと合わせてサイクルで優位に立つことができる。
副産物としてカバルドン展開で障害になりやすい信用可能ゲッコウガもマッハパンチで落とせる。
襷と違って汎用性を落とすが、ピンポイントに役割をもたせたほうがいいと判断したのでこれで正解だったと思う。
だが、ガルーラ・ゲッコウガ・キノガッサが相手のゲンガーに大きく選出が縛られるためにそこで選出の柔軟性を欠いたのは大きく反省。
[雑感]
悪かった点は以下の通り。
・何度も強調したようにゲンガー入りの構築に対して選出が縛られすぎる。
・S15あたりから数を増やしてきた陽気スカーフガブリアスに簡単に止められる。
結果が出なかったとは言え、スタンを警戒させてのカバルドンのステルスロックは強力で面白いものを感じた。
今回はやや無理に並びを自分が前に使ってたやつと似せようとしていたため、「これを無理に使うぐらいならさくらんさんがS15で使ってたやつを使ったほうがよくね?」と思っていたのは内緒(コンセプト崩壊)。
◯Special Thanks
ュウキさん(@pgl_gwf)
質問は@michiru_pokeまで
[終わりに]
この東海シングルフェスタで、僕が参加する第六世代のオフは最後でした。
オフに参加して繋がった広がりは大きく、良かったことだらけではあるのですが、全体的に良い結果を残すことができなかったのは非常に残念ですね。
僕の知ってる強者の多くはオフに参加をするとコンスタントに予選抜けはしている気がするので、結果を出せてないという意味でまだまだ自分の実力不足を感じました。
最近参加した夜明け杯、22杯、あめオフ、東海シングルフェスタでは、全てにおいて自分の抜け(勝ち)が見えてきてからの雑な選出・プレイングをしてからの予選落ちというパターンだったので悔いだけが残りました。
全体的なポケモンのスキルは大きく成長したと自負していますが、集中力、メンタル面にハッキリとした弱さを感じる第六世代終盤となりました。
これからもオフには参加しますのでその時はよろしくお願いしますね><
まあ、オフ最後の記念とはいえ負け構築は負け構築なので次はもう少しまともな記事あげますね。