その オレンジの日々を…

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【第34回シングル厨使用構築】 三位一体バニクレセサンダー【9位タイ】

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みなさんこんにちは、いっちーです。

 

第34回シングル厨に参加し

予選3-2 2位抜け

勝ちトーナメント5回戦負け

負けトーナメント初戦負け

 

の9位タイという結果を残すことが出来ました。

 

ミスはしたものの全体的に良い状態、自信ある構築でこの結果を残すことが出来たのでその時使用した構築を紹介したいと思います。

 

 

[構築経緯]

前の構築で使った身代わりサンダーが、前シーズンの1,2,3位が使用していたようなf:id:OrehaHirasho:20160916010755p:plainPokémonicon 797.pngPokémonicon 472.pngf:id:OrehaHirasho:20170618154723p:plainPokémonicon 233.pngを中心としたサイクルパーティに強く、増えていきそうと感じたのでこいつを起点に組み始めた。

orehahirasho.hatenablog.com

前期構築のスカーフマンムーのように、カプ・コケコ、メガゲンガー、霊獣ボルトロスの上を取れるアタッカーが重要と感じ、それを考えていると今シーズンから解禁されたメガミミロップを思いついた。

拘らずともこれらのポケモンを上をとれる優秀なSに加え、数値受けで止まるで有名だった6世代に比べ、タイプサイクルやガルーラ対面が主流の現環境での動きやすさを期待しての採用。

前シーズンはメガ、Zを選出に組み込みにくく選出パワーが落ちやすいという欠点があったので、そこを改善することを意識し残りの面子を決めていった。

 

 

[パーティ概要]

f:id:OrehaHirasho:20170815083820p:plain@ミミロップナイト 141-188-114-x-116-205

H4A252S252 膝/恩返し/猫騙し/冷凍P

Pokémonicon 778.png@妖Z 159-156-104-x-125-116

H228A252B28 じゃれ付く/影打ち/剣の舞/呪い

Pokémonicon 472.png@毒々玉 177-115-151-x-139-115

H212B44D252 地震/ギロチン/ステロ/羽休め

f:id:OrehaHirasho:20150515145040p:plain@食べ残し 193-x-116-146-132-136

H220B84C4D76S124 放電/毒々/身代わり/羽休め

f:id:OrehaHirasho:20150515154843p:plain@ゴツゴツメット 227-x-189-95-151-105

H252B252D4 冷凍B/毒々/月の光/リフレクター

f:id:OrehaHirasho:20150517194942p:plain@草Z 188-99-126-190-126-117

H188C180S156 火炎放射/ラスカノ/ソラビ/岩石封じ

 

 

 

[個別解説]

 Pokémonsprite 428m1 ORAS.gif

ミミロップ@ミミロップナイト 陽気 ※柔軟→肝っ玉

141[4]-188[252]-114-x-116-205[252]

飛び膝蹴り/恩返し/猫騙し/冷凍パンチ

 

A:猫騙し→恩返しでH145B106カプ・コケコを両方最低乱数意外確殺

 

サイクルを回す時に上を取られると真っ先に障害となる、コケコ・メガゲン・レボルトの上を取れるのは他のメガにはない圧倒的な長所であると感じ採用。

初めはミミロップの物理受けを呼ぶ性質を利用し、メガゲンガーメガリザードンYなどを選出に絡め3:2の状況を作り出すことも考えたが、予想以上にミミロップが出しやすかったのと、相手のカプ・テテフミミッキュに対する対抗手段をパーティ全体でまとめきれなかったこともあり、思い切ってミミロップ1メガとした。

ラストの技はアンコール・電光石火なども面白いと感じたが、現環境でボーマンダランドロスの威嚇のサイクルで誤魔化すパーティが多いように感じたため、冷凍パンチを外すことができなかった。

ミミロップを止めてくる数値受けだけでなく、強力なフェアリーポケモンは当然対策必須だが、後述する豊富な崩し要因はそれらのポケモン+αに強くなるよう組むことが出来たので、選出画面で対応不可能なことはほぼなかったように思う。

 

 

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サンダー@食べ残し 穏やか ※プレッシャー

193[220]-x-116[84]-146[4]-132[76]-136[124]

放電/毒々/身代わり/羽休め

 

H:16n+1(食べ残し最大効率)

H-D:C195アシレーヌわだつみのシンフォニア確定耐え

S:最速メガバンギ抜き(70族抜き抜き)

残りB

 

前構築で見せた抜群のサイクル殺し性能+誤魔化し性能を見込んでの続投枠。

詳しくは前期の記事も参照していただきたい。

【S4使用構築】 まだプレイしたことのない会社のエロゲをするには勇気がいる【最高R2137,最終R2062】 - その オレンジの日々を…

今みたいなボーマンダ軸や通常だと面倒なサイクルパが環境に多く存在する限りこのサンダーは大活躍ができると確信している。

当然通常のように、毒+羽休めによるミミロップを止めてくる数値受けポケモンへの崩しとしても大いに機能した。

 

 

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クレセリア@ゴツゴツメット 図太い ※浮遊

227[252]-x-189[252]-95-151[4]-105

冷凍ビーム/毒々/月の光/リフレクター

 

メタグロスボーマンダ・ガルーラなどの物理アタッカーを止める本構築の物理受け。

この枠はミミッキュに対しての性能+ステルスロックが強力なカバルドンと非常に迷ったが、砂ダメによるサンダーのHP管理の難しさ、対ボーマンダ性能、構築全体でカプ・テテフの一貫を作りすぎないことが重要と考え採用。

ボーマンダ性能と崩し性能を両立し、物理受けとしての役割を果たせる3つの技までは確定とし、残り1つはパーティ全体でミミッキュを初めとした積みポケモンの起点→崩しをされることが多いように感じたため、後続ポケモンと合わせ少しでも緩和できるようにリフレクターを採用した。

 

 

f:id:OrehaHirasho:20170205124712g:plain

ミミッキュ@フェアリーZ 意地っ張り ※化けの皮

159[228]-156[252]-104[28]-x-125-116

じゃれ付く/影打ち/剣の舞/呪い

 

H-B:A227メガギャラドスの+1滝登り確定耐え

Aぶっぱ

 

前期面白いと思った耐久振り剣舞呪いZミミッキュが、メガギャラドスやバトンバシャーモに重くなりがちな本構築に綺麗に収まると感じたので採用。

【SMシーズン4使用構築】ミミマンダスタンダード【最高・最終2206(2位)】 - 急がば地割れ

他のポケモンを鋼ポケモンに圧倒的に強くすることが出来たので、シャドークローを採用をせず呪いを入れることができた。

呪いはバトン・オニゴーリ対策としてはもちろん、ミミロップ・サンダーとの相性が良い強引な削り技・詰め技としても活躍した。

このポケモン1体でストッパー、崩し、害悪対策全てを行うことができ、殆どのポケモンに行動保証を持ちつつ強力な切り返しが行えるので、「ミミッキュを自然に構築に構築に組み込むことができる=より勝てる構築になる」といっても差し支えがないほどの性能のポケモンであることを改めて実感した。

 

 上記の4体だけでも、メガ(Z)+クッション+崩し、の選出パワーを保ち現環境への対応力をもたせることができたので、@2は合わせて課題となった以下のものを満たすよう決めた(そのため結構強引な型になった)。

・ステロ撒き

・欠伸カバに隙を見せにくい

・対テテフ性能をもち、超・妖の一貫を切れる

ミミッキュに弱くならない

・上記4体で無理なサイクルへの誤魔化し

・レヒレが重くなりすぎない

・リザに強くなる

・電気の一貫を切れる

・炎枠

 

 

Pokémonsprite 472 XY.gif

グライオン@毒々玉 慎重 ※ポイズンヒール

177[212]-115-151[44]-x-139[252]-115

地震/鋏ギロチン/ステルスロック/羽休め

 

H:8n+1(ポイヒ回復最大効率)

Dぶっぱ

残りB

 

最近よくいるHDグライオン

本構築では普通は守るである枠をステルスロックにした。

理由はサンダーと合わせて誤魔化すことができる範囲を大きく高めるため(プレッシャーによるPP枯らしを避けるための交換連打中にステロで負担をかけることができる)。

これにより受けループやグライオンが絡む崩しにくいパーティにも対応可能となった。

当然守るが欲しくなる場面は多かったが、対カバルドンで一方的にステロを巻かれてサイクル不利にならずに3:2の状況を作れるなどの副産物もあり、選択肢として一考の価値のある技と感じた。

パーティ全体と好相性な毒々も魅力的だが、フシギバナなど毒では崩しにくいパーティへの勝つ可能性を強引に高めることができるギロチン+試行回数を稼ぎやすい羽型に落ち着いた。

 

 

Pokémonsprite 485 XY.gif

ヒードラン@草Z 控えめ ※貰い火

188[172]-99-126-190[180]-126-117[156]

火炎放射/ラスターカノン/ソーラービーム/岩石封じ

 

S:無振りミミッキュ抜き(多く型のレヒレ抜き)

C:C222メガメンガーのヘド爆耐えのカプ・レヒレを草Zで確定1発

残りH(※適当なので、奇数に調整した方がいい)

 

テテフの一貫を切り、炎枠で相性補完としても完璧なこのポケモンに今回も頼る結果となった。

リザードンとの2メガから1メガに変更してこのポケモンを採用することによりなんとか色々なパーティへの誤魔化しを実現することに成功した。

この2体だとレヒレに対して大変窮屈な選出を強いられるため、仕方なく草Z型にした。

最近流行りの耐久ミミッキュや殆どのレヒレを抜けるようにするためここまでSをここまで引き上げたが、キノガッサの流行や雨乞いレヒレの影響でSラインを大幅に上げるレヒレもいるので完璧に対応させることは出来なかった(シングル厨でも、レヒレに抜かれたことが負けに直結した)。

メインウエポンの2つ+ソーラービームに加え、初めは大地の力を採用していたが、初手にミミッキュ対面になった時の呪いミミッキュや、後出しの剣舞ミミッキュの起点になることを嫌い岩石封じを採用。

大地切りで最も影響するヒードランにはグライオンやサンダーの誤魔化し、リザードンXはリフレククレセでそれぞれ対応した。

レヒレに限らず水ポケモンをかなり呼ぶパーティで、刺さるときはめっぽう刺さるので強いと勘違いしがちだが、本来持つタイプの一貫切りや後出し性能を犠牲にしているので過信は禁物。

パーティ全体との兼ね合いから初手に出すことも多かった。

 

 

[選出]

基本選出はないが相手のパーティによって出したほうがいいという基準はあったのでそれをいくつか

f:id:OrehaHirasho:20160916010755p:plainPokémonicon 797.pngPokémonicon 472.pngf:id:OrehaHirasho:20170618154723p:plainPokémonicon 233.pngetc が絡んでるサイクル→サンダー確定。刺さってるならこのポケモン中心に考えるのが一番安定する

f:id:OrehaHirasho:20150515145331p:plain(+f:id:OrehaHirasho:20150515145452p:plainorf:id:OrehaHirasho:20170618154723p:plainorPokémonicon 797.png)→バトン濃厚ならミミッキュ確定

f:id:OrehaHirasho:20150514150748p:plain→8割方クレセドラン

f:id:OrehaHirasho:20150514150500p:plainミミッキュ確定

・受けル→グライサンダー確定

Pokémonicon 786.png→ドランorクレセミミッキュ

f:id:OrehaHirasho:20150719231816p:plainorf:id:OrehaHirasho:20170507224349p:plain→クレセ

雑ですがこんな感じです。

 

 

[終わりに]

最近オフでは予選を抜けれても決勝T1落ちというパターンが多く、なかなか結果を出せなかったが、シングル厨という大きな大会でこの結果を出せたことは素直に嬉しいと感じている。

パーティに関してはサンダーを軸にするにしてもまだまだ改善の余地があると思う。

シングル厨で緊張感のある対戦を行うことができ、9位タイと言う結果を残すこともできたので今後のモチベーションにも繋がった。

 

 

[Special Thanks]

ミミロップナイトを貸してくれたレインさん

・シングル厨で対戦・交流していただいた皆さん

・翌日Nintendo Switchを買うために共に戦ってくれたるびーぽけさん