勇敢ガルーラ軸対面構築~九尾杯チャレンジャーズリーグ6-1(2位)、最高レート2081(多少の変更あり)~前編(九尾杯パーティ)
こんにちは、いっちーです。
みなさんシーズン10お疲れ様でした。
今回後半に「追い上げをかけたのですが、2100超えることはできなかったです。
しかし、大会で結果を残すことができ、勝つために確かな成長がつかめた実りあるシーズンでした。
どうしても潜れない時期とかあったけど、次シーズンではレートでもいい結果を出すように頑張りたいです。
九尾ではオポネントにも恵まれ6-1で2位という結果を残し、マスターズリーグ出場権を勝ち取りました。
さらにその大会の後、この勇敢ガルーラの生みの親であるvanさん、翔さん、委員会さんをお話しする機会があり、非常に得るものが多い大会でした。
いい結果を出したとはいえ、このパーティには欠陥が見つかり、全然完成系パーティじゃないし、マスターズリーグで結果を出さなければ意味ないので、7/25までにいいパーティを作り、結果を残したいと思います。
[PT概要]
メガ前:203[180]-161[252]-101[4]-68[80]-102[12]-99
メガ後:203[180]-194[252]-121[4]-88[60]-122[12]-108
捨て身タックル/不意打ち/グロウパンチ/冷凍ビーム
■ガブリアス@拘りスカーフ 意地っ張り ※鮫肌
183-200[252]-115-*-106[4]-154[252]
252[252]-x-173[180]-110-135-115[76]
熱湯/凍える風/リフレクター/ミラーコート
■化身ボルトロス@オボンのみ 穏やか ※悪戯心
185[244]-x-101[84]-147[12]-127[124]-137[44]
10万ボルト/気合玉/電磁波/悪巧み
■バシャーモ@ラムの実 陽気 ※加速
155-172[252]-90-*-91[4]-145[252]
フレアドライブ/跳び膝蹴り/剣の舞/守る
■ゲンガー@命の珠 臆病 ※浮遊
135-x-81[4]-182[252]-95-178[252]
祟り目/ヘドロ爆弾/催眠術/道連れ
[個別解説]
メガ前:203[180]-161[252]-101[4]-68[80]-102[12]-99
メガ後:203[180]-194[252]-121[4]-88[60]-122[12]-108
捨て身タックル/不意打ち/グロウパンチ/冷凍ビーム
今期使い続けている勇敢両刀ガルーラ。冷凍ビームを打つ相手はガブリアス、霊獣ランドロス、ジャローダ、ボーマンダ、カバルドンと上位に多いポケモンの多くにゴツゴツメットや威嚇のAダウンを気にせず打つことができ、使ってみるとわかるが想像以上に使い勝手が良い技。更に203ガルーラの突破力を持ち相手のゴツメ耐久ポケモンにも役割が持てるガルーラ。最近とある強者が使い始めて僕含め少しづつ使う人が増えている印象。両刀ガルーラはCを100振るのがメジャーだが、203ガルーラとしての役割を持つための努力値、DL対策の努力値の余りをCに振った。これでも上のポケモンに十分役割が持てるので問題はなかった。そのため仕方なく勇敢にしているが、準速キノガッサとS振ったスイクンを抜けない以外困ることはなかった(後者は正直きつかったが…)。間違いなくこのパーティのMVP。このポケモンをうまく選出に組み込める試合は高確率で勝つことができた。今の環境に非常にマッチしているガルーラのように思えた。あたりまえのことだが、ガルーラミラーでは絶対に勝てないのでそこは注意したい。
■ガブリアス@拘りスカーフ 意地っ張り ※鮫肌
183-200[252]-115-*-106[4]-154[252]
最近流行りのスカーフガブリアス。終盤の掃除役兼ミラー対決を有利にするための要素。技構成に関してはテンプレなので特にいうことはない。掃除役とはいうが、先発に出すことも多かった。こいつを選出した時は、いかにして最後こいつで抜いていくかということを常に意識して立ちまわるようにした。図太いボルトロスをオボン込みで2確にできるため意地補正は今の環境では必須と思える。それに襷ガブとラス1対面した場合もこっちの攻撃が先に入ると鮫肌ダメージが入った時に勝てる。ただ、最近はスカーフガブリアスも増えていて、同速対決に成ることも多かった。
252[252]-x-173[180]-110-135-115[76]
熱湯/凍える風/リフレクター/ミラーコート
こご風当てた後に準速マンダ抜き(もちろん最速ガブも抜ける)調整をしたよくいるゴツメスイクン。役割遂行技の熱湯と氷技は確定で、物理ポケとの殴り合いが強くなり後続のサポートもできるリフレクター、相手の特殊アタッカーに強くなるミラーコートを採用。前のライカー杯のスイクンに比べ対面性能を重視したスイクンとなっているが、ミラーコートを一番当てたいポケモンに躱され(ポルトは悪巧みか電磁波、ジャロは蛇睨み)、相手パーティにスイクンがいた時に大幅に選出を縛られる(よくいるゴツメスイクンには前に使っていた毒眠るで役割を持てる)ためこのパーティで使うなら毒眠るで使ったほうがいいと感じた(九尾以降は変更)。
■化身ボルトロス@オボンのみ 穏やか ※悪戯心
185[244]-x-101[84]-147[12]-127[124]-137[44]
10万ボルト/気合玉/電磁波/悪巧み
調整は上のブログ(エイスケさん)からいただきました。
ボルトミラーに強く、多くの特殊アタッカー(特にゲンガーやスイクン)に役割が持てる穏やかボルトロス。
相手の耐久ポケモンなどに対する崩しの要素がほしかったので悪巧みで火力を挙げる型を採用。
御存じのとおりボルトは電磁波によりストッパーとしての役割としても重要なポジションとなり、使いどころが多いので非常に選出しやすく、選出率はガルーラの次に高かったです。
悪巧みも積むタイミングを間違えなければ一気に相手のサイクルを崩すことができ、また受けループに対してもよく選出していった。
ただ、技構成に関しては穏やかではこの技構成で間違えないのだが、上位に多いガブリアス、霊獣ランドロスに大きな隙を作るポケモンになる。
そのため対面ミラー(こっちのスイクンが毒眠るであれば相手スイクンに役割が持てるが、違うのでスイクンを崩す手段として選出しなければいけない場面が多い)やマンダマンムー軸(マンムーに交換読みで気合玉を当てるという不安定な立ち回りをすることが多い)に対しての有利な選出がしにくいように思えた。
ただ、それ以外のパーティには刺さることが多くeasy winできることが多かった。
実はボルトの型を非常に悩んでいて、このパーティのもとになったvanさんをはじめ、翔さんやポケモン委員会さんに相談する機会があり、個体が変わっている。
■バシャーモ@ラムの実 陽気 ※加速
155-172[252]-90-*-91[4]-145[252]
フレアドライブ/跳び膝蹴り/剣の舞/守る
対面構築の炎枠として採用。
1加速でメガゲンガーを抜けるので陽気で採用している。
剣の舞1回で図太いボルトロスを7割倒すことができ陽気でも火力が足りないと思うことは意外となかった。
このパーティを使っていた時にはグロパンガルーラや悪巧みボルトロスなど積ポケが複数いるが、大切なのは相手パーティをどういう風に詰めていくか考えていくことである。
バシャーモに限ったことではないが、相手のパーティの選出の裏を常に考えておくことは本当に大事である。
■ゲンガー@命の珠 臆病 ※浮遊
135-x-81[4]-182[252]-95-178[252]
祟り目/ヘドロ爆弾/催眠術/道連れ
みなさんのヘイトを集めている☨催眠ゲンガー☨です。
催眠術と祟り目は確定で眠らせた後の遂行速度を高めるために持ち物は命の球。
一致範囲を広げるためのヘドロ爆弾と、強引に相手を処理できる道連れ。
らいかー杯の時から使っていますが、対ガルーラ性能においてこれほど優秀なゲンガーはいないと思います。
タイプも優秀でフェアリータイプや格闘タイプの技を読んで後出しすることもある。
催眠術は基本的に相手の交代も含めて2回は打てるような状況を作り出すプレイングをするようにする。
また交代後に外して上から殴られるポケモンが出てくる(例:鉢巻アロー、スカーフガブなど)時の引き裂きを用意することが重要。
とにかく2回打って少なくとも1回当てる確率は84%なので本とわけわからん強さである。